プロミディア合同会社の斉藤です。
GitHub上にあるLaravelのソースコードをダウンロードしてきた場合、そのままでは動作させることができません。
動かすためにはいくつかの手順を実行する必要があります。
ここでは私がいつも行なっている手順をご紹介します。
git cloneコマンドでソースコード一式をダウンロード
まずはGitHubからソースコード一式をダウンロードします。
ターミナルから
git clone [GitHubのURL]
と打ちましょう。
[GitHubのURL]はGitHubのWebサイトを開いてダウンロードするリポジトリを選択したら「Clone or download」という緑のボタンからコピーすることができます。
composer updateコマンドでパッケージの再インストール
ソースコードのダウンロードが終わったらパッケージの再インストールを行います。
プロジェクトフォルダ直下に移動してから
composer update
と打ちましょう。
3分くらいかかるかもしれませんが、終わるまで放っておきます。
.envを編集
環境設定ファイルの.envはダウンロードしてきたソースには含まれていません。
.env.sampleというファイルがありますので、それを.envにリネームしてから編集します。
※データベースはこの後の手順で作成するので、先にデータベース名は書いてしまって問題ありません。
DB_DATABASE=使用するデータベース名
DB_USERNAME=DBユーザー名(デフォルトだとroot)
DB_PASSWORD=DBパスワード(未設定なら空にする)
php artisan key:generateコマンド
プロジェクトフォルダ直下で
php artisan key:generate
と打ちます。
このコマンドは暗号化処理のKey値を生成しているようです。
データベース作成
コンソールからMySQLに入ってデータベース作成コマンドを実行します。
データベース名は先ほど.envに設定したDB_DATABASEの値にします。
create database [データベース名];
※テーブルはマイグレーションで作成するのでここで作成する必要はありません。
php artisan migrateコマンド
データベースが準備できたらマイグレーション 機能を使ってテーブルを作成しましょう。
php artisan migrate
Laravelプロジェクトの起動
あとはLaravelプロジェクトを起動するだけです。
ローカル環境
php artisan serve
AWS
artisan serve –host=$IP –port=$PORT