テレビCMでも流れ始めたプログラミングスクール。
プログラミングが学べて良いことずくめのように見えますが、実際はどうなのでしょうか。
今回は今流行りの社会人向けプログラミングスクールについて解説していきます。
プログラミングスクールとはどのようなところで、どんな人に向いていて、いくらくらいかかるのかについてざっくり解説しますので、ぜひ最後まで見てくださいね。
動画で見たい方はこちらをどうぞ。
プログラミングスクールとは

プログラミングスクールとは、民間の企業が運営する社会人を対象にしたスクールです。
受講者の受講動機は色々あります。
代表的な受講動機は以下のようなケースがほとんどです。
- 異業種からITエンジニアになりたい
- 会社から研修として受けるように命じられた
- 大学生だけど、プログラミングのことを学習したい
- 作りたいアプリケーションがある
後述しますが、受講料がけっこう高額なので、気軽に入れないのがネック。
未経験からITエンジニアに転職

プログラミングスクールの一番の魅力は、プログラミング未経験者がITエンジニアとして就職、転職できることです。
プログラミングスクールは受講生にIT企業を斡旋してくれます。
プログラマーになりたい社会人にとって、プログラミングスクールは魅力的なサービスとなります。
いい企業に入れれば快適な環境で仕事ができる

プログラミングを学んで、規模が大きめのIT企業に入ることができれば、いい環境で仕事することができるようになります。
普段、外で仕事している職種の方からすると、夏は涼しく、冬は暖かい仕事環境への憧れもあるのではないかと思います。
プログラミングスクールの受講内容

プログラミングスクールの受講内容を大きく3つあります。
- カリキュラムを自分で進める
- マンツーマンでビデオ通話
- チャットで質問し放題
今はオンラインでの受講が主流で、いわゆる教室に通い集団で授業を受けるようなプログラミングスクールは少なくなっています。
プログラミング学習に関しては、オンライン学習で特に支障はありません。
チャットで質問し放題

ほとんどのプログラミングスクールでは、受講期間中はチャットで無制限に質問できるサービスが用意されています。
受講生がカリキュラムを進めていくと、エラーなどでつまづく場面が何度も訪れるので、質問し放題の環境は重宝するはずです。
最後まで挫折しない

専属のメンターがスケジュール管理してくれるので、挫折しにいくい環境が整えられています。
受講するだけでも、そこそこ高額な料金を払っていますので、途中でやめてしまうのは避けたいところですよね。
プログラミングスクールの料金

プログラミングスクールの料金は各社さまざまです。
会社ごとの対応しているプログラミング言語、サービス内容にも差があったりします。
ただ、一つ共通して言えることは、受講期間が長くなるほど受講料は高くなります。

受講期間は何週間という週単位で決められていることも多いです。
お勧めの受講期間は8週間か12週間です。
4週間は短すぎるのでやめておきましょう。
期間は延長もできるので、短めに設定して足りなければ延長するのが良いです。
(参考)テックアカデミーの料金

ここでは一例として、大手プログラミングスクール、テックアカデミーの料金を掲載してみました。
テックアカデミーの場合は、オンライン専用で校舎を構えていません。
家賃等の経費がかからないので、他スクールより若干安めですが、それでもこれくらいの料金はかかってきます。
プログラミングスクールに向いている人

プログラミングスクールに向いている人はズバリ、今の仕事に将来性を感じない人です。
よく「手に職」と言われますが、その会社でしか通用しないスキルに不安を抱く人は多いです。
プログラミングのスキルがあれば、会社が変わっても作業内容は大きく変わらないので、会社への依存度は低いと言えるでしょう。
プログラマーは不足している

現代はプログラマーが不足しています。
需要はあるのに供給が少ない状況が何年も続いています。
社会人向けのプログラミングスクールがたくさん存在しているのも、それが理由です。
プログラマーになりたい人にはチャンスの時代ですね。
プログラミングスクールに向いていない人

プログラミングスクールに向かないケースの人もいますので、解説しますね。
- 多少でもプログラミングスキルがある人
- プログラマーに就職、転職しない人
上記のような方は、プログラミングスクールでなくても目的は達成できます。
受講することを否定するわけではありませんが、支払う受講料に見合うだけの成果が得られないというのが理由です。
要はそれだけ受講料が高額なのです。

プログラミングを経験したことがある人は、プログラミングスクールのカリキュラムが物足りなく感じるでしょう。
就職、転職しないのであれば、家庭教師的に教えてくれる人を見つける方が、安い金額で同じ成果をあげることができます。
まとめ

プログラミングスクールについて解説してきました。
どんなサービスでもそうですが、Webサイトや広告には良いことしか書いていません。
本当にそのサービスがあなたに必要かをよく調べてから、納得した上で、プログラミングスクールなりを受講するようにしてください。