よく「フリーランスのエージェントに登録すれば年収がアップする」と言われていますが、実際の報酬明細を公開している人は見たことがありません。
本当のところどうなの?というのは気になる部分だと思いますので、私がPE-BANKから受け取った報酬明細を公開したいと思います。
私の契約内容について
報酬金額を語る前に、私がどのような契約で報酬が決まっているかを書いておきます。
- 完全時給制
- 交通費は出ないが、現場は歩いて通える場所
- 働ける時間の上限は現場の状況でコロコロ変わる
- 仕事内容はC#(WPF)を使った業務系Windowsアプリケーション
- 勤務地は札幌
- PE-BANKに入ってから現場は一度も変えていない
PE-BANKからの報酬明細(1年目)
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PE-BANKに加入して1年目の報酬明細です。
最初は試用期間扱いで、時給約2,800円からのスタート。
その3ヶ月後に時給約3,000円となりました。
私の現場は15日締めの翌々月10日払いでしたので、3/2から働き始めて、3/15で締められ、初報酬を受け取れたのが5/10頃です。
しかも半月分。
このように、一番最初に関しては報酬を受け取るまでの期間が空いてしまうので、PE-BANKにはお金を貸し付けてくれる制度も用意されています。
8月に71万円とかすごい金額もらっていますが、これは単に現場が忙しい時期だったからです。
けっこう22時過ぎまで残ったり、すごいときは夜中の1時くらいまで作業しました。
でも、ブラック正社員時代とは違い、やればやった分だけ報酬として返ってくるので充実していました。
PE-BANKからの報酬明細(2年目)
PE-BANKに加入して2年目の報酬明細です。
年度の変わり目で時給が約3,100円にアップしました。
フリーランスでありながら、同じ仕事内容でも継続するだけで時給が上がるということを知りました。
時給が上がった割には報酬が40~50万円なのは、現場で残業規制が引かれてしまい、私のような外注や派遣も作業時間が制限されてしまったためです。
当時の私はアフィリエイトもまだ未熟だったので、事実上PE-BANKの報酬しか宛てがなく、働きたくても制限されるという何ともしがいたい状況でした。
PE-BANKからの報酬明細(3年目)
PE-BANKに加入して2年目の報酬明細です。
年度の変わり目で時給が約3,150円にアップしました。
この年は多少、作業時間の規制が緩くなったので、そこそこ報酬は良くなりました。
ただ、ここでもひとつ罠があって、会社員を辞めてから加入した健康保険の任意継続(最大2年)が3月頃に切れたのです。
自動的に国保+国民年金に切り替わり、支払う金額が倍以上になりました。
ですので、報酬が前年と同じ水準だとしたら、支払いが増えているので事実上のマイナスです。
そこで、法人成りすることにしたので、PE-BANKとの契約も個人事業主ではなく、法人契約に切り替わりました。
法人契約だと、プロエンジニアマイページからは報酬は確認できなくなります。
以降は請求書ベースでPE-BANKとやり取りしています。
まとめ
昨今はフリーランスという働き方が増えてきているので、思い切って報酬明細を公開してみました。
私は札幌で活動していますが、東京だともっと単価が高く、年収1,000万円を超えるフリーランスもそこそこいるとのことです。
正社員のITエンジニアとして3年以上経験があれば、PE-BANK所属のフリーエンジニアとして活動できます。
ブラックな環境で働いている方には、こういう生き方もあるということを知っていただけると幸いです。




